国産レモンでつくる、塩レモンのレシピ

最近話題の「塩レモン」はレモンを丸ごと塩漬けにして発酵させた調味料。
中東(モロッコ)やフランスなどでよく使われる調味料です。
レモンのさわやかな香りだけではなく、味も料理にアクセントが出ると評判の調味料で、煮込み料理やサラダ・パスタ・グリル料理などさまざま料理に使用することができます。

ここではよけそ農園の安心で安全な「レモン(和歌山県産)」を使って塩レモンを作ります。
誰でも簡単にできて失敗しにくい方法なので、ぜひ覚えておいてくださいね。

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塩レモン(レモンソルト)は、レモンと塩を入れて1ヶ月漬け込んで作る万能調味料。

漬けたては酸味も塩分もとがっていますが、長く置くほど酸味・苦味・塩分がまろやかになります。酸味が穏かになってくるので酸っぱいのが苦手な人でも召し上がれるはず。

お肉を漬けておくと、やわらかく美味しくなったり、魚料理に使っても、臭みを消してくれます。

野菜料理にもよく合います。さらに刻んだ塩レモンにオリーブオイルやスパイスなどを加えて、サラダのドレッシングなどにもおススメです。

輸入品よりも旬の国産品を使う方が香りも味わいもぐっとあざやかです。

レモンの旬に仕込めば1年以上持ちますから、次のシーズンまでたっぷり仕込んでおけば大丈夫!

塩レモンであなたのお料理のレパートリーを広げてください。

Step-01. 塩レモンの材料を用意する

  • レモン 1kg
  •  200g(レモンの重さの約20%
  • 砂糖 50g(レモンの重さの5%)
  • 密閉瓶 作る量に合わせて(今回は750mlを2本)
  • 香辛料 お好みでどうぞ

Step-02. 瓶を消毒します

まずは下ごしらえ。
ビンを熱湯で煮沸消毒します。

ビンに熱湯を少し注いで傾け、回します。湯を捨ててからきれいな布巾などで水気をよくふき取ります。ビンの口を下にして、日の当たるところで乾燥させます。

Step-03. レモンを水で洗います

レモンを水で洗います。

写真はボウルで洗っていますが。流水で洗うのがおすすめです。洗剤やスポンジなどは使わないで手洗いをしてください。 レモンは収穫してそのままの状態でお届けするのでひとつひとつ、ていねいに洗うようにしてください。

Step-04. レモンの皮の殺菌

沸騰したお湯にレモンを30秒ほどくぐらせ、レモンの皮の表面を殺菌します。

雑菌が付いたままだとカビが生える場合があるので、熱湯殺菌を行います。

あまりやりすぎるとレモンが煮えてしまうので30秒ぐらいで止めておいてください。

Step-05. レモンをカットします

カットする大きさはお好みでOKです。

今回は約2cmほどの厚みに切り、それをそれぞれ、銀杏切で4等分しています。

レモンはどんな切り方でもOKなのですが、できるだけ果汁が出やすい切り方にするのがポイントです。縦に切るよりも横に切る方が果汁がたくさん出やすいです。

Step-06. 塩とレモンを瓶に入れます

カットしたレモンと塩を交互に瓶に入れていきます。レシピの分量を量るのに、家庭用の量りの上において作業すると便利です。

  • レモンを瓶に3分の1ほど入れます。
  • 塩を3分の1ほど入れます。
  • 塩の上にレモンを3分の1ほどいれます。
  • 塩を3分の1ほど入れます。
  • 残りのレモンを入れます。
  • 残りの塩と砂糖をレモンの上に入れます。

お塩の量の目安はレモンの重さの約20%です。砂糖は最後に加えます。

Step-07. キチンと蓋をして冷蔵庫に!

出来上がったら、きちんと蓋をして冷蔵庫で1か月で出来上がりです。

出来るだけ毎日瓶を逆さまにしたり、上下に振るようにして、水分を全体に回すようにすると失敗しませんよ!

もし、4日~5日水分が瓶の8分目ぐらいまで上がってこないときは、20%濃度の塩水を足してあげればOKです。

塩が溶けてトロリとしたシロップ状になって、さわやかな香りが立ち始めたらでき上がりです。

塩レモンの保存はあくまでも冷蔵庫が基本、冷蔵庫できちんと保存しておけば1年~2年は保存が可能です。

お肉料理はもちろん魚料理からサラダまで幅広く使えますから、あなたのお料理のワンポイントにお使いください。

応用編 お好みでこんなものを追加しても

お好みで、スパイスなどを一緒に入れてもおいしいですよ!

写真は和歌山県産の山椒を入れてみたものです。

あまりたくさん入れるとレモンの風味が負けてしまうので、少しだけ入れるのがコツです。