01.栽培へのこだわり
微生物を応用した栽培方法や、適切なミネラル分を補給する土づくりなどを追及した結果、以前に行っていた栽培とくらべて、資材費・作業量が3倍ほどかかるようになりましたが、通常の桃より高い糖度が出せるようになりました。(当園から出荷する桃はすべて糖度13度以上です)
これまでよけそ農園では、桃のサイズごとにお取り寄せ(ご自宅用)と贈答用をご用意しておりました。
これによりお客様がサイズごとに選べるメリットがある反面、ご迷惑をお掛けしていることありました。それは、わずかでも規定サイズに及ばなかったり個数が足りなかった場合、お客様のお手元にお届けする時期が大きく遅れてしまうことです。
当園では、どのサイズにおいても糖度13度以上という自園の品質基準をクリアした桃だけを出荷しているため、サイズに関わらず安定した甘さの桃をご提供しています。(一般的な桃の糖度は11度程度)
もちろん、大きいサイズの桃は可食部分が多く、肉厚でジューシー、糖度も高くなる傾向があります。しかし、大きいサイズの桃が出てくるのは主にシーズンの終盤であり、序盤から中盤にかけての時期でしか味わえない人気の品種も数多くあるのです。
私たちよけそ農園は「美味しい桃を、一番美味しい時期に食べていただきたい」という思いのもと、桃の栽培に励んでいる農園です。
「限られた時期でしか収穫できない、沢山の品種の桃の美味しさを知っていただきたい」そんな思いから、サイズにこだわらず、ご注文いただいた時期に一番美味しい食べ頃の桃を選別してご自宅にお届けいたします。
桃の栽培は、果物のなかでも特に手間がかかり、難しいものです。病気にかかりやすく、生理障害などもあって、お届けできる品質の桃がほとんど収穫できないこともあります。
毎年のお天気や気温の変化にも大きな影響を受けるため、桃の花のつぼみが付くころから、お客様のお手元に桃をお届けするまで、農家はずっとハラハラしっぱなしです。
桃の樹と対話するように状態やタイミングをうかがいながら、一年を通して人の手をしっかりとかけ続ける。それでやっと美味しい桃を育てることができます。
大変なこともたくさんありますが、桃を食べていただく人たちの笑顔を思い浮かべながら、日々栽培に励んでいます。
微生物を応用した栽培方法や、適切なミネラル分を補給する土づくりなどを追及した結果、以前に行っていた栽培とくらべて、資材費・作業量が3倍ほどかかるようになりましたが、通常の桃より高い糖度が出せるようになりました。(当園から出荷する桃はすべて糖度13度以上です)
よけそ農園では朝日が出始める早朝から、熟している度合いをチェックしながら1個ずつ収穫しています。桃の収穫時期はとても短く、収穫するタイミングの見分け方はプロでも毎年悩みます。果実に手でふれた感触も判断基準にするため、毎日素手で収穫しています。
また、桃はとてもデリケートな果物であるため、ショックによって傷みなどが発生しないよう細心の注意をはらいながら丁寧に取り扱っています。
収穫したばかりの桃はすぐに熟練の目によって、キズや病害のチェックを行います。
目だけではチェックできない果肉障害なども、香りなどの変化によって傷みがないか判別します。
選果を行った後は、新鮮さを失わないうちにお客様のもとへ出荷されます。
フルーツにおける「蜜」というとリンゴが有名です。「蜜入りリンゴ」はその名の通り、果肉の一部が蜜(水浸状)になっているもの。
蜜の入ったリンゴは完熟した美味しいリンゴに間違いないのですが、蜜そのものに強い甘さはありません。葉から果実に運ばれた豊富なソルビトール(糖アルコールの一種)が果糖やショ糖に変わることができなくなり、細胞の間に水分化したものが蜜の正体です。
実は糖度が高い桃にも蜜が入ることがあります。
桃の蜜はリンゴのように透明ではなく茶色いため、一般の方が見ると一見中身が傷んでいるように勘違いされることもあります。(蜜は果肉の中に中に入るので外見の傷みとは異なります)
よけそ農園ではそのような誤解が生まれないよう、香りによる選別をおこない、できる限り「蜜入りの桃」が入らないようにしています。
ただ、蜜は見た目では全く分からないため、ごくまれに「蜜入りの桃」が入ってしまうこともあります。桃の蜜自体に強い甘さはありませんが、蜜は「葉から栄養をたっぷりと吸収し、よく熟している」という完熟の証明ですので、「蜜入りの桃」に出会ったときは一度ご賞味されてみてはいかがでしょうか。
桃の「果点」とは、果皮にある白いつぶつぶの点のこと。一見するとキズのように見えますが、実は美味しい桃のサインです。
桃が太陽の光をたくさん浴びて栄養が行き渡ることで実が熟し、糖度が上がってきます。すると果皮に亀裂が入り、「果点」が現れるのです。
この「果点」が果皮全体に広がっていれば、さらに甘さが増してる証となります。
過去には外見の美しさを優先し、果点のある桃を除いて出荷するようにしていた時期もありました。現在は生産者だからできる取り組みとして、美味しさを優先して積極的にお届けするようにしております。
少しのすり傷・あたりなどがある場合がございますが、味、風味は贈答用と変わりません。
ご自宅用だけでなく、ご近所へのお配り物やプチギフトとしてもお薦めです。
もちろん、お中元などの贈り物としてご指定のご住所へお届けすることも可能です。
すべて税込・送料込みの価格です。
(北海道・沖縄へのお届けは別途送料【770円】、東北へのお届けは別途送料【280円】をいただいております)
桃を美味しく召し上がっていただくには、重要なポイントがあります。お届けする箱の中に「本当に美味しい桃の食べ方」のパンフレットを同封していますので、お届け先でも安心して召し上がっていただけます。
・桃は生鮮食品ですので、ご注文後のキャンセルは原則お受けいたしかねます。
・天候などにより桃の収穫の時期がずれることがあり、日時指定に沿えない場合がございます。
ご注文をいただいてから、通常7日以内に発送いたします。ただし、天候などにより商品を切らしていたり込み合っている時期にはご連絡や商品の発送時期が遅れる場合がございます。
桃が届きましたらすぐに箱を開け、桃の状態を確認した後に風通しのよい冷暗所で保存してください。
なお、確認した際に一部あたりが出ている桃などは出来るだけ早くお召し上がりくださいますようお願いいたします。
こちらから新しいウインドウでPDF形式のFAX注文用紙が開きますので印刷の上ご利用ください。
桃(6月~8月)、みかん(10月~12月)、レモン(11月~1月)と美味しい旬の時期は限られており、
また年によっては早めに完売となることがあります。
「販売はまだ?いつから始まるの?」や「え?販売はもう終わったの?」などのお問い合わせを多くいただいておりまして、
ご希望のお客様には販売開始をメールでお知らせしております。
お知らせを受け取りたい方は、登録ページの入力欄にメールアドレスをご入力いただき、お知らせメールを登録してください。
当園からお届けする桃は、できるだけ適熟の状態で収穫していますが、品種によっては果肉が固めの桃もあります。お召し上がりの際に、桃がまだ固すぎると思われる場合は、食べ頃になるまで冷蔵庫ではなく常温で保存してください。日ごとに柔らかい桃になっていきます。 ※詳しくはこちら
桃は冷やしすぎると、甘みと香りを感じにくくなります。常温でそのまま食べたり、冷蔵庫で2~3時間ほど冷やして食べる方法もありますが、氷水で15分ほど冷してから食べるのもお薦めです。外側の冷たい口当たりと、甘みと香りの両方を楽しむことができます。
流水で桃を洗い、表面のウブ毛を流し取ってから、桃の皮を手か包丁でそっと、出来るだけ薄くむいてください。桃は皮に接している部分が特に甘いからです。お好みの大きさに切り分けてお召し上がりください。美味しい桃のスイーツ(ケーキ・タルトなど)もたくさんありますが、何といってもとれたての桃を少し冷やして、そのまま召し上がっていただくのがやはり一番です。