「おいけのまど」は和歌山電鐵 貴志川線「大池遊園駅」の前にある古民家を利用した直売所で、農業体験やワークショップ、交流イベントを提供している場所です。
現在は、おいけのまどを拠点として合同会社おいけを設立し、私も設立メンバーとして参加しています。
こちらの活動を行うようになった、きっかけや私たちが感じている意義や楽しさについて少し書かせていただきます。
おいけのまどのメンバーの経歴や職種は多種多様で、
見事にばらばらな職種の人たちが集まった団体なんですが、集まるきっかけは商工会主催のインバウンドを対象としたセミナーでした。
参加したメンバーが話していると妙に気があい、地域活性化のために「こんなことしたら面白いんじゃないか」とアイデアが出るようなメンバーでして、セミナーの後日に実際にやってみようと集まったのがきっかけです。
インバウンドの観光客を対象に、観光拠点の施設の前で果物(その時はみかん)を売ってみようかというのが初めての活動でした。
その後しばらくしてからコロナが直撃し、インバウンド向けの活動はほとんどできなくなるのですが、だったらこのメンバーで今度はどんな活動をしようか?と、定期的にミーティングを重ねるようになります。
行ったイベントや活動を一から話していくと、かなりの文章量になるのでここでは箇条書き程度に収めますが、色々な活動を行ってきて気づけば数年がたっていました。
・直売所の設立のための古民家リノベーション
・枝豆ピザづくりとビアガーデン
・都市部マルシェなどの出店
・農産物販売のためのネットショップ開設
・いちじくの収穫体験イベント
・栗拾い体験イベント
・果物の木を活かしたフルーツウッドワーク
・森林整備ワークショップ
・自然栽培の梅の木オーナー制度
・梅しごと教室
・しいたけ榾木オーナー制度
・加工品の開発
・国際交流イベント
これでも載せているイベントはやってきたことの一部です。うまくいったものもあれば、失敗したものもたくさんあります。
自分たちも面白いと感じることをやっているのですが、参加されている方が楽しそうに過ごされて満足して帰って行かれるのを見るのはやりがいがあります。
また、参加される方はお客様というより、ゆるやかなコミュニティのメンバーとして参加していただいているような感覚です。
基本的に自分たちが面白い!と感じることをやっていくのですが、その中で地域活性化などにつなげられるようにアイデアを練り、かつビジネスとして少しでも収益を生み出していく、ということが活動指針になってきています。
また、おいけのまどは土日限定で開いているのですが、そこでのイベントや交流で様々なつながりが生まれて、自分たちの本業にもプラスになっていくということも起こっています。
はじめは地域活性化を目的とした任意団体でしたが、その活動が少しですが収益を生むようになってきたので、会社設立にいたりました。
まだまだ発展途上の組織ですが、さらに新しいチャレンジをしていきたいと考えています。
桃(6月~8月)、みかん(10月~12月)、レモン(11月~1月)と美味しい旬の時期は限られており、
また年によっては早めに完売となることがあります。
「販売はまだ?いつから始まるの?」や「え?販売はもう終わったの?」などのお問い合わせを多くいただいておりまして、
ご希望のお客様には販売開始をメールでお知らせしております。
お知らせを受け取りたい方は、登録ページの入力欄にメールアドレスをご入力いただき、お知らせメールを登録してください。