お届けする最後の一個に仕上げていきます。

桃日誌

の果実も日増しに大きくなり、今の大きさは親指の第一関節ぐらいになっています。

予備摘果がすべての桃畑で完了し、最後の一粒にする仕上げ摘果を始めています。
「予備摘果」は枝の上側になっている実などを落とす作業ですが、「仕上げ摘果」というのは、基本的に一つの枝に一つの桃がなっている状態に仕上げていく作業です。
生産者によっては更に複数回に分ける方もおられるかもしれませんが、よけそ農園ではそのように行っています。

全体的に木の状態を見ながら、ならせる果実の数を調整したり、不適切な実を落としていくので、こちらも長年の経験が必要となる作業です。

果実の数が多すぎると果実が小さくなってしまいますし、少なすぎると果実が急激に大きくなり、「核割れ」という症状がおこりやすくなります。
核割れになると桃としての商品価値がなくなってしまいます。

とにかく桃はデリケートな果物ですので、この段階でも丁寧に扱っていかければなりません。
左の写真のようにはしご(脚立といいます)に登って作業ををするのですが、終わってはしごから降りる段階で、服にひっかかって残した桃を落としてしまったり・・・というガッカリな状態が起こったりりします(笑)

とっても肩がこる作業なんです。

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