モミガラが桃を美味しくする!?

桃日誌

日中はかなり温度があがり、汗ばむ陽気となってきました。
桃の剪定作業が完了したため、桃の樹に「モミガラ堆肥」を撒いてやりました。

数年前から実施しているのですが、この「モミガラ堆肥」は
 ・米のモミガラ
 ・米ぬか
 ・廃棄処分となった桃、みかん
でできています。

よけそ農園では米も栽培しているため、脱穀すると大量のもみがらが発生します。
そのまま畑に捨ててしまうと、土中にある窒素分を吸収してしまいますし、なかなか分解されずそのまま残ってしまうんですね。。

そこで、もみがらに十分いきわたるように水分を含ませ、米ぬかを混ぜてからビニールシートをかぶせて、しっかりと発酵させてやります。発酵している時は温度がかなり発生するので、湯気がもうもうとたっているぐらい熱くなります。

窒素分と水分補給を兼ねて、廃棄処分となった桃・みかんを投入しながら、一年かけてじっくりと寝かしてやると・・・
モミガラも形がくずれ、しっかりとした堆肥になります。

廃棄処分となるもみがら・果物を無駄にはせずに畑に還元することができますし、これを撒くと土壌改良の効果もあってまさに一石二鳥なんです!

樹の状態、果実も良くなっているように感じていますし、今後も続けていこうと考えています。

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