美味しいみかんを育てる肥料ってどのようなもの?

みかん日誌

暖かい日が続いたかと思うと、寒くなったり。寒暖の差が大きいですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

数日前にはみかんの肥料を散布しました。気温が上昇してくるにつれて、みかんの根も動き始めますので、そのタイミングで根に肥料が届くようにします。

みかんにやる肥料はどのようなものかといいますと、左の画像になります。
魚粉・魚の骨・カニの殻・菜種かす etc、土壌分析を行った結果をふまえて、肥料屋さんで独自にブレンドしてもらっています。メインが魚粉で、オレンジ色に見えているのはカニガラですね。

肥料はこれをやってるから美味しい!というものではなく、必要な成分が含まれている原料を選んで、どのように樹に吸収させるのかが大切なんです。

例えば、分析結果を見て「カルシウムとリン酸がもう十分にあるから、魚の骨は少なくしよう」とか「カリが少ないから、パームアッシュを増やすか」というような感じで調整しています。

散布は2番目の画像にように、肥料おけに入れて手でザッザッとまきます。肥料がなくなると、軽トラに積んである肥料袋のところまで戻って、補給して、散布して、の繰り返し。

肥料おけの重量はフルに肥料を入れると10kg 以上にも になり、みかん山は基本的に急傾斜地のために、まいて回るのはけっこうな重労働です。
すべての園地での散布は、3日ほどかかって終了しました。

実は花が咲くまでで、果物の出来がかなり決まってしまうところがあり、これから花が咲くまで勝負の時期になります。

肥料以外にも色々、美味しくするために施策をうっていますので、農閑期でもバタバタと動き回っております。

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